まるで本物。伝説上の生物「人魚」を立体化した芸術作品

Juan Cabana(フアン・カバナ)の立体作品「Aquatic」をご紹介します。この「Aquatic」は、伝説上の生物である「人魚」をモチーフにした作品で、その人魚が波打ち際に流れついた、ミイラになった状態で打ち上げられたかのような作品です。

人魚は古今東西で、それぞれのイメージがあり、西洋絵画などで描かれてきた女性の人魚マーメイドは半身がとても美しいですが、日本やアジア地域では、怖い、恐ろしい存在として言い伝えられていることがあります。
以前ご紹介した江戸時代の絵師・川原慶賀が描いた人魚にも通づるところがありますね。合わせてご覧ください。

長崎の絵師、川原慶賀(1786-1860)が描いた「人魚図」

Juan Cabana(フアン・カバナ)が作り上げた「人魚」は、美しいとは言えない、怪物のような人魚達です。こんなのが浜に打ち上がっていたら卒倒してしまいますね。リアル過ぎてビックリしてしまいますね。
素材はミクストメディアと表記があり、本物の魚の皮や鰭(ひれ)や歯などを使用しています。

The Art of Juan Cabana






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2013年10月28日に投稿された記事を再編集しています。

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