実体験を写真化。睡眠障害の悪夢から生み出されたニコラス・ブルーノの写真作品

こちらはアメリカ、ニューヨークの写真家Nicolas Bruno(ニコラス・ブルーノ)の写真作品です。

ニコラス・ブルーノは15歳の時から睡眠障害に悩まされていました。睡眠障害とは、規則的な睡眠における医学的な障害で、ニコラス・ブルーノの場合は睡眠麻痺(金縛り)に苦しんでいるそうです。

これらの写真はその睡眠障害が引き金となってもたらされる悪夢がモチーフとなっています。その睡眠障害の治療の一種として写真を撮り始め、現在これらの写真をウェブサイトに公開しています。水辺の街で育ったニコラス・ブルーノのイメージは、海や湿原、広大な畑の中で過ごした過去の時間や思い出の影響を多く受けています。

どの写真もシュールな世界観ではありますが、滑稽さはどこにもなく、どこゾッとする暗い闇みたいな、予兆のようなものを感じさせる写真となっています。本物の説得力と言いますか、ちょっと怖いですね・・・

Nicolas Bruno






 


 







 

すべての画像を見る


 






 
 
 

2014年6月10日に投稿された記事を再編集しています。

この記事に興味のある方はこちらもオススメです

強烈な個性。ファッショナブルな東京の若者を紹介した写真シリーズ「Tokyo Adorned」... こちらはアメリカの映画監督Thomas cardの「Tokyo Adorned」という写真シリーズで東京の若者の個性的なファッションに注目したものです。 同じ日本人が見てもかなり驚きのファッションですね。スチームパンクやアニメや漫画、サブカルから強く影響を受けたファッションやカラフルでサイケ、...
ニューヨークにある様々な店舗のネオンライトを捉えた写真シリーズ「Light On」... ニューヨークのブルックリンで活動するフォトグラファーFranck Bohbotさんの写真シリーズ「Light On」をご紹介します。ニューヨークにある様々な店舗の夜の姿を捉えています。素敵ですね。魅惑的な夜の姿です。 以前ご紹介した「驚愕、これが映画館!?レベルが違い過ぎるカルフォルニアの映画...
魚の顔を真正面から眺めるとスゴく可愛い!写真集「The Fish Book」に癒される!... こちらはフォトグラファーErnest Gohの写真シリーズThe Fish Bookという作品です。 本当に愛らしい表情のお魚たちですね。白の背景に色鮮やかなお魚達がとてもポップで可愛らしく見えます。 以前ご紹介したこちらは逆に暗闇で泳ぐ金魚が撮影されています。ご参考にどうぞ。オフィシャ...
白昼の悪夢。Chris McKenneyの不気味過ぎる怖い写真シリーズ... Chris McKenneyの写真作品をご紹介します。確かにシュールで不気味な要素が多いのですが、そこまで怖がらせることはせずにとてもセンス良くまとまっていますね。 程よいグロさが絶妙です。個人的には、スペインの低予算SFサスペンス、イグナシオ・ビガロンド監督の映画「タイム・クライムス」を想起...
昭和シュールレアリスム。前衛芸術の草分け写真家・山本悍右の世界... 山本悍右(Kansuke Yamamoto)(1914-1987)の写真をご紹介します。 これらの写真は1940年代後半〜50年代に多く撮影され、日本におけるシュールレアリスム作品の礎、シュールレアリストの草分け的存在ともいえるアーティストです。セピア調の色調やシンプルで非現実感漂う世界、昭和の独...
濃密な昭和の雰囲気。バルテュスの絵画を写真としてリメイクした作品「バルテュス絵画の考察」... 写真家の原久路の写真作品シリーズ「バルテュス絵画の考察」をご紹介します。バルテュスは少女をモチーフとした絵画作品がとても有名なフランスの画家ですね。原久路はこのバルテュス作品を写真に変換して作品制作しました。 スカートを履いた少女はセーラー服に。男性は同年代の学ラン姿の少年になっています。ただ...
     

SNSで更新情報を配信中!!