まるでゴーストハウス。心霊現象を描いたかのような不気味なエドゥアルド・ナランホの絵画作品

お化け屋敷という言葉は適当ではないかもしれませんが、絵の舞台である家に描かれているのは普通の人や事柄ではなく、人間の魂や形のない不安定な像、記憶ではないでしょうか。

スペインの画家Eduardo Naranjo(エドゥアルド・ナランホ)(1944年-)はシュールレアリスムとキュビズムに多く影響されこのような作品を描いています。夢の中のような非現実的で心霊現象とも思える少し不気味な雰囲気が漂っています。

室内の作品を多く掲載していますが、背景に海岸を描いた作品も多くあります。Eduardo Naranjo(エドゥアルド・ナランホ)の作品はスペイン美術の中の「ネオ・リアリズム」の流れの一部とされています。

1993年にはマドリッド・ヴィッラ・カルデッラ文化センターで大規模な回顧展が開催されています。

Eduardo Naranjo






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EDUARDO NARANJO
定価 ¥13,263(2018年1月21日18時30分時点の価格)

 
 
 

2014年8月5日に投稿された記事を再編集しています。

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