緻密で繊細なエロティックな世界。ドイツの画家パウル・ヴァンダーリッヒの絵画作品

ドイツ人の画家Paul wunderlich(パウル・ヴァンダーリッヒ)(1927〜2010)の絵画作品をご紹介します。エロティックでシュールレアリスムの流れを受けた作風が特徴です。

画面構成がとても素晴らしく、安定のある構成感覚には脱帽です。人物や動物を緻密な線で描き、艶かしく独特の雰囲気を作り出しています。解剖学的な要素のビジュアルや名画のオマージュ作品も多くあります。

リトグラフやエッチングなどの版画作品がとても有名ですが、彫刻作品やプロダクトのデザインなども手がけています。83歳で2010年6月6日にイタリアのプロヴァンスで亡くなっています。

1968年には東京国際版画ビエンナーレ展で神奈川県立近代美術館賞を受賞しています。かなり前ですし、日本だとあまり観る機会は少ないですね。取り扱っているギャラリーは日本でもあるのですが、知っている人でないとお目にかかることはあまりないかもしれません。以下でハンブルグ市立美術館特別展でヴァンダーリッヒの作品が展示されている様子を見ることができますよ。

パウル・ヴンダーリッヒ  ハンブルグ市立美術館特別展 デンマーク・スエーデンと北ドイツの旅 56






初期の版画作品から、油絵の具を使った作品です。
パウル・ヴァンダーリッヒ

パウル・ヴァンダーリッヒ

パウル・ヴァンダーリッヒ

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2013年6月1日に投稿された記事を再編集しています。

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