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徳重秀樹

いずれは枯れる一瞬の生を表現した徳重秀樹の作品「骨花」


徳重秀樹(とくしげひでき)の作品をご紹介します。これらの作品は死んだ動物の骨や毛皮を使って花をつくる「骨花」(ほねばな)という作品シリーズです。2008年より制作を続けて現在に至っています。コデマリやヒマワリ、キンモクセイ、ホオズキ、ツバキなど様々な花が、モチーフになっています。

制作のきっかけは道路で死んでいたタヌキを拾って帰って、初めて骨をとったことだとか。その後、ペットの餌として売られている冷凍マウスから骨を取り出し、制作を行っています。

以下は徳重の言葉です。

なぜ骨を使うのか?気持ち悪いと思うひともいるでしょう。
人類が絵画や彫刻などの創造的な活動をはじめたのは、7万年前にさかのぼるそうです。
ヒトの骨との付き合いは古く、そのころの地層から獣骨の加工品もみつかっています。
人類の歴史はモノ作りの歴史です。7万年かけて人類はモノを作り続けてきました。
私たちの服も原発もインターネットも、今の生活はすべて骨を加工した祖先の指先にはじまります。
また人類は太古から、死者に花をたむけてきました。
3万年前に絶滅したネアンデルタール人の埋葬された骨のそばからは、
取り囲むように当時の花粉がみつかっています。
旅ゆく仲間を見送りながら、彼らは花にどんな祈りを込めたでしょう。
太古から肉を食べ、毛皮や革製品を使用してきた私たち。
しかし今、生活の中で骨にふれる機会はほとんどありません。
私たちもみないずれ骨となり、土へ還ります。
先のみえない今だからこそ、根源的なところへ立ち返り、骨についてあらためて考えてみることは、
不確かな自分の足元を見つめ直すことにもつながるのではないでしょうか。

徳重秀樹






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2013年5月31日に投稿された記事を再編集しています。

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