【3歳】自閉症の少女アイリス・グレイスちゃんが描いた絵画作品[動画あり]


アイリス・グレース(Iris Grace)ちゃんが3歳の時に描いた作品をご紹介します。2013年当時3歳なので、現在(2018年)では、大きく成長しています。instagramアカウントを覗くと、その姿を見ることができます。

アイリスちゃんはコミュニケーション能力に困難が生じる障害の一種である自閉症スペクトラム(ASD=Autism Spectrum Disorder)です。アイリスちゃんのご両親は自閉症スペクトラムの治療の一貫としてアイリスちゃんに画材道具を与えて、絵を描くことを教えました。

初めは治療のつもりが、アイリスちゃんの描く絵の不思議な魅力に両親が気付き、ホームページ(こちら)を立ち上げ、作品をホームページに掲載すると・・・世界中のコレクターやバイヤーから問い合わせが殺到するようになりました。

アイリスちゃんの作品は現在でも購入可能で、作品意外にもプリントやカレンダー、カードを購入することができます。2016年にはプロのカメラマンであり、アイリスちゃんのお母であるArabella Carter Johnsonが撮影した作品集が発売されています。
また、「Iris Grace: How Thula the Cat Saved a Little Girl and Her Family」の日本語版「小さなモネ ― アイリス・グレース ― 自閉症の少女と子猫の奇跡」も2017年に発売されています。以下は

アンジェリーナ・ジョリー、アシュトン・カッチャー、ダニエル・ラドクリフも絶賛する、小さな天才画家。
絵を描くことに喜びを見つけた自閉症の少女アイリスと、固い絆で結ばれた一匹の猫、そして少女を育てる母の姿が困難に立ち向かう勇気をくれる、感動<子育て>ノンフィクション。

2歳のとき自閉症スペクトラム障害と診断されたアイリス・グレース。
アイリスの母親である著者は、この予期せぬ出来事に直面し、人生が一変する。自閉症の知識がほとんどなかったため、あらゆることが予定通りにいかない状況を、一つずつ理解する
ことから始めなければならなかった。戸惑い、苦悩しながら、彼女はアイリスに寄り添い、アイリスのために様々な行動をおこしていく。すると、セラピーの一環としてはじめた絵画に、
アイリスは自己表現の方法を見つけ出し、非凡の才能を発揮しはじめる。そして最高の相棒、子猫のトゥーラとの出会いをきっかけに、閉ざされていたアイリスの世界が、外へ向けて
ゆっくりと開かれていく―――。

「小さなモネ ― アイリス・グレース ― 自閉症の少女と子猫の奇跡」より

irisgracepainting






アイリスちゃんそのものが紙の上に表出しているかのような作品です。






本人のアイリス・グレースちゃんです。水、花、木、風に本や写真が大好きなのだとか。イギリス中部レスターシャーの丘陵地帯にある村で自然に囲まれて生活をしています。

こちらは動画です。無邪気に遊んでいる姿がかわいいです。絵筆のリズムや強弱などちゃんと考えて描いているのが分かりますね。






   

Iris Grace: Bilder malen tausend Worte. Die Geschichte meiner autistischen Tochter
Arabella Carter-Johnson
Ehrenwirth Verlag
定価 ¥2,918(2018年3月1日22時48分時点の価格)

 
 
 

2013年6月15日に投稿された記事を再編集しています。

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