野菜で作った銃。平和を問いかける作品シリーズ「ベジタブルウェポン」


2001年からはじまった小沢剛の「ベジタブル・ウェポン」という作品をご紹介。

この「ベジタブル・ウェポン」は彼が訪ねた土地の食材で、銃に見立てたオブジェをつくり、モデルにそれを持たせて撮影しています。撮影後、それを解体し、皆でそれを食べるというプロジェクトです。

野菜はどんな組み合わせをしても、本当の武器にはなりませんが、それを持ってシリアスにポーズをとると、まるで本当に武装しているように見えますね。

このプロジェクトを当初はアジアの国々で、やがてアメリカ、ヨーロッパ、アフリカ大陸と様々な地域で行ってきた。このユーモアに満ちた武装解除のプロセスを、世界各地の人々とコミュニケーションを築き、様々な食文化を取り込みながら行い続けている。人々が互いに敵対し、戦うことの愚かさを静かに示唆する、平和を問いかけるシリーズといえる

ベジタブル・ウェポン / Vegetable Weapon






すべての画像を見る






 
 
 

2012年10月2日に投稿された記事を再編集しています。

この記事に興味のある方はこちらもオススメです

呪われた古城や、悪霊の棲む館。Simon Marsdenが捉える不気味で怪奇的な風景たち... Simon Marsden(サイモン・マースデン)(1948-2012)は「幽霊城」や「悪霊館」の写真集で知られるイギリスの写真家です。アイルランドの写真家Ruan O'Lochlainnの助手として映画俳優やレコードのカバーを担当したのち、アメリカに渡って写真を撮るために各地を周っています...
【空想科学】伝説の珍獣を発見した後、謎の失踪を遂げた動物学者の観察記録シリーズ「Fauna」... こちらはスペイン・バルセロナ生まれの写真家Joan Fontcuberta(ジョアン ・フォンクベルタ)の「Fauna(秘密の動物誌)」という作品シリーズです。これらは世界各地の珍獣を発見した後に、失踪を遂げる動物学者の写真と観察記録という設定のシリーズで、フィクションではあるのですが、新種...
装飾美を忠実に再現。エロティックで官能的なクリムトの絵画を写真で表現した作品... グスタフ・クリムトの作品と言えば「接吻」や「ベートーヴェン・フリーズ」、「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像」が有名で見たことがある人は多いのではないでしょうか。フォトグラファーInge Praderはオーストリアの画家グスタフ・クリムトの絵画を写真化した作品を発表しています。これら...
【必見】2018〜2019年。絶対見逃せない要注目の展覧会[随時更新]... 絶対見逃せない!!オススメの展覧会を厳選して紹介します。人気画家の最新の個展、海外の美術館から来日する名作の数々を展示する展覧会など、どう考えても見逃せない展覧会をピックアップしています。東京の展覧会や、また美術館や博物館が密集している上野の美術館、六本木近辺の美術館・ギャラリー情報またはイ...
【写真】野生動物と美女たちが撮影されたファンタジーな世界... 以前ご紹介したロシアの写真家Katerina Plotnikovaに新作の写真が追加されているようです。今回も同様に、森の動物達とモデルの女性たちを一緒に撮影した作品で、その幻想的で童話のような写真世界を作り出しています。なんと驚きなのは、撮影されている動物たちは飼育されている動物たちではな...
今にも喋り出しそう。動物を擬人化した写真シリーズ「Second Skins」... さまざまなものを擬人化するという手法はポピュラーな方法として多くのアーティストやイラストレーター、画家などによって使用されていますね。星座、お金、車、ポケモン、野菜などなど当サイトでも多く紹介してきました。以下。擬人化ならぬモンスター化!!邪悪でかっこいい12星座のイラストレーション...

検索語を上に入力し、 Enter キーを押して検索します。キャンセルするには ESC を押してください。

トップに戻る