異形の怪物達が佇むモノクローム作品。版画家Richard A. Kirkの退廃的幻想世界

版画家Richard A. Kirk(リチャード・A・カ―ク)のドローイング、版画作品をご紹介します。Richard A. Kirkはアメリカのロック・バンドKorn(コーン)のアルバム「Untitled」のアートワークを担当しました。上の作品が実際に使われた「Untitled」というアルバムです。

ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。Kornは日本でもとても有名なバンドですが、Richard A. Kirk自身は日本であまり紹介されていないようなのでとても残念です。Richard A. Kirkが描いているのは鳥や植物、クリチャー的要素のある人物などです。

余白をうまく生かした切れ味のあるドローイングがとても特徴的です。繊細に描き込まれ、独創的とも言える怪物的デザインは必見です。

Richard A. Kirk






ドローイング作品関連はこちら。

構築された線の集積。繊細にスケッチブックに描かれた童話世界のようなドローングが素晴らしい。
ちょっとドキドキする(汗)銃を突きつけられている感覚を味わうことができるドローイング作品






 
 
 

2013年10月8日に投稿された記事を再編集しています。

この記事に興味のある方はこちらもオススメです

【アール・ブリュット】チェコのアウトサイダーアーティストLubos Plnyが描く解剖図的抽象絵画... 「アール・ブリュット」とは生の芸術、アウトサイダー・アート(特に芸術の伝統的な訓練を受けておらず、名声を目指すでもなく、既成の芸術の流派や傾向・モードに一切とらわれることなく自然に表現した作品のこと wiki)のことです。 Lubos Plny(ルボシュ・プル二ー)(1932-2003)さんは...
心地よい昭和の匂い・・・居酒屋の哀愁漂うおじさん達を描いたドローイング作品... 前田幸三さんの作品をご紹介します。これらの作品群は居酒屋でお酒を飲むおじ達が生き生きと描かれています。時間や日付、そのおじ達の特徴やプロフィールなども文字で書かれています。おじ達の描写も素晴らしいですが、居酒屋の内部の描写も素晴らしいです。 細かく室内が描かれています。見ているだけで昭和の匂い...
不気味でゾッとする。「死」を描いたポーランドの画家ベクシンスキーの独自世界... 不気味さと特有の世界観などからネットでは「見たら死ぬ」、「見ただけで呪われる」などと言われることがあるポーランド南東のサノク出身ズジスワフ・ベクシンスキー(Zdzisław Beksiński)(1929-2005)は、主に「死」をテーマとした絵画作品を多く残しています。 曽祖父は1863年に...
知られざる木版画絵師。クリムトも魅了した小原古邨(おはらこそん)の描いた花鳥獣図... 「小原古邨」展が2019年2月1日(金)~3月24日(日)の期間に太田記念美術館で開催されます。 こちらは明治時代から昭和時代にかけて活躍したの浮世絵師・木版画家の小原古邨(おはらこそん)の木版画作品です。 小原古邨は、明治10年2月9日現在の石川県金沢市に生まれています。本名は小原又雄...
「美人過ぎる銅版画家」で有名な小松美羽の作品世界... 今回は、テレビなどの各メディアで「美人すぎる」と評判の銅版画家、小松美羽さんの作品をご紹介します。ソニーの携帯、エクスペディアのCMで、その姿をご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか? 長野県の山間で育った小松さんは、幼少期から、森に宿る精霊やもののけの存在を身近に感じてきたそうで、...
人間の孤独と闇。認知症の老人などをモデルに皺の1本1本まで克明に描いた鉛筆画家・木下晋... 鉛筆画家・木下晋の作品をご紹介します。上の作品「ゴゼ小林ハル像」は瞽女(ごぜ)・小林ハルをモデルにした作品です。 瞽女とは江戸時代から昭和の初めごろまで、三味線を手に有縁の村々を流し歩く目の不自由な女性のことで、小林ハルは102歳で吉川英治文化賞を受賞しており「最後の瞽女」と呼ばれた人物です。...
     

SNSで更新情報を配信中!!