鮮明なピンクの大地。暴力と美しい風景が混在するコンゴの内戦地を撮影した写真



Richard mosse(リチャード・モス)の写真作品をご紹介します。Richard mosseはカラー赤外フィルムという特殊なフィルムを使ってコンゴ民主共和国の内戦地を撮影しました。実際はこんなピンクな色ではなくフィルムによるものです。カラー赤外フィルムで撮影すると赤を緑として、緑を青として表し、植物を写すと、赤や桃色に映ります。

「赤外線フィルムの不安定で、時に不快な感情を抱かせるような見慣れない色合いは、東コンゴの不穏な美しさを結構正確に表現していると思うんだ。」

PHaT PHOTOインタビューより

その独特の効果が悲惨な内戦地をまるで幻覚を見ているかのように表現されています。武装した人々とそのピンクの大地の対照が美しいす。このコンゴの内戦により10年の間で540万人もの人々が命を落としたそうです。












この記事に興味のある方はこちらもオススメです

着眼点が秀逸。シャボン玉の中に広がる世界を捉えたフォトグラファーの作品「World in a Bub... こちらはフォトグラファーTom Stormの「World in a Bubble」というプロジェクトの一連の写真作品です。アメリカ、ヨーロッパ、アジアの各国のランドマークを背景に多くのシャボン玉を撮影しています。 写し出されたシャボン玉はまるでシャボン玉の中にその風景が広がっているようでとても...
夢の中のよう。浮遊感溢れるガーリーでドリーミーな写真シリーズ「distorted gravity」... 女性が浮遊する写真と言えば、「本日の浮遊 Today's Levitation」の林ナツミが日本ではとても有名ですが、海外にも多くの浮遊する女性を撮影しているフォトグラファーがいます。 こちらはポルトガルを拠点に活動するフォトグラファーAnka Zhuravlevaの写真シリーズ「distor...
ギャグみたいなアート。まぶたにリアルな目を描かれたモデルたちの写真シリーズ「How We See」... 漫画やアニメ、ドラマなどでまぶたに目を描いて起きているふりする古典的なボケがありますが、それをモデルにやった写真シリーズがLaurie Simmons(ローリー・シモンズ)の作品「How We See」です。 ニューヨークを拠点に活動するこの方の作品は以前もご紹介していますが、(コスプレ・アニ...
愛しき者の死に向き合った写真。荒木経惟が22年間捉え続けた愛猫チロの姿... 写真家・荒木経惟さんが飼っていた猫・チロは2010年3月2日に、人間なら100歳を超えるかという22歳で亡くなっています。 荒木経惟さんはチロが亡くなるまでに多くのチロの写真を残しています。元々、猫嫌いだったそうですが撮影にするうちにチロに魅力されていきます。日を追うごとに深まってゆく愛に満ち...
ロシアの現役バレエダンサーが捉えた練習風景や舞台裏... フランスの印象派画家のエドガー・ドガのバレエの楽屋や練習風景を描いた作品はとても有名ですね。当時、一般人では出入りできない場所から描いたバレエダンサーの姿や表情をいきいきとまた、優雅に描いています。バレエをする少女の顔立ちや人体のプロポーションがとても美しく表現しています。 現役のロシアのバレ...
オールトレースフリー。撮り下ろしポーズ集「刀男子」... 刀を「持つ・構える・振る・斬る」男性に特化した、オール撮り下ろしポーズ集「刀男子」 がリブレ出版から発売されています。 舞台「ROCK MUSICAL BLEACH」や忍者イリュージョン「NARUTO」、テレビ新春時代劇「竜馬がゆく」にも出演した殺陣師・中川浩行が監修・振り付け指導を行っていま...


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

検索語を上に入力し、 Enter キーを押して検索します。キャンセルするには ESC を押してください。

トップに戻る