まるで本物。伝説上の生物「人魚」を立体化した芸術作品

Juan Cabana(フアン・カバナ)の立体作品「Aquatic」をご紹介します。この「Aquatic」は、伝説上の生物である「人魚」をモチーフにした作品で、その人魚が波打ち際に流れついた、ミイラになった状態で打ち上げられたかのような作品です。

人魚は古今東西で、それぞれのイメージがあり、西洋絵画などで描かれてきた女性の人魚マーメイドは半身がとても美しいですが、日本やアジア地域では、怖い、恐ろしい存在として言い伝えられていることがあります。
以前ご紹介した江戸時代の絵師・川原慶賀が描いた人魚にも通づるところがありますね。合わせてご覧ください。

長崎の絵師、川原慶賀(1786-1860)が描いた「人魚図」

Juan Cabana(フアン・カバナ)が作り上げた「人魚」は、美しいとは言えない、怪物のような人魚達です。こんなのが浜に打ち上がっていたら卒倒してしまいますね。リアル過ぎてビックリしてしまいますね。
素材はミクストメディアと表記があり、本物の魚の皮や鰭(ひれ)や歯などを使用しています。

The Art of Juan Cabana






すべての画像を見る






 
 
 

2013年10月28日に投稿された記事を再編集しています。

この記事に興味のある方はこちらもオススメです

【必見】2019年に絶対見逃せない要注目の展覧会[随時更新]... 絶対見逃せない!!オススメの展覧会を厳選して紹介します。人気画家の最新の個展、海外の美術館から来日する名作の数々を展示する展覧会など、どう考えても見逃せない展覧会をピックアップしています。 東京の展覧会や、また美術館や博物館が密集している上野の美術館、六本木近辺の美術館・ギャラリー情報またはイ...
「死」の象徴。頭蓋骨をモチーフにした現代アート作品まとめ... これらの作品は「死」の象徴である頭蓋骨をモチーフにした現代アートです。アートや芸術の世界だけでなく「生」と「死」を創作活動のテーマとすることは世界でもとてもポピュラーな手法ですね。現代アートの世界でも多くの有名なアーティストが頭蓋骨というモチーフを通じて「生」と「死」を表現しています。どのような素材...
飛び出した肉片を連想させる。動物の剥製を使ったグロテスクなアート作品... トロント在住のアーティストRebecca Fin Simonettiの立体作品です。 奇形やキメラを思わせる剥製の他にポリマークレイ(樹脂粘土)や革などが素材として使われています。剥製の足下や体に付いているものは肉片や生皮を連想させますね。問題を投げかけるような意図や社会的なテーマ、抗議などは...
電子部品で現代的曼陀羅を表現したアート作品「Technological mandala」... ロンドンのマルチメディアアーティストLeonard Ulianの作品をご紹介します。これらの作品はラジオやコンピュータなどを解体して取り出された電子部品とマイクロチップを使って曼陀羅を表現しています。 実に意外な切り口に驚きですね。欧州圏のアーティストがこういった形で曼陀羅を制作している点も意...
【展覧会】企画展Vol.37身近にあったジャポニスムとアール・デコ ~アダチヨシオコレクシォンより~... 2019年4月16日(火)~2019年7月31日(水)の期間に東京の目黒区にあるアクセサリーミュージアムで、「企画展 Vol.37 身近にあったジャポニスムとアール・デコ ~アダチヨシオ コレクシォンより~」が開催されています。 「ジャポニスム」「アール・デコ」 この言葉を聞いてどのような...
【卓越した技術】まるで本物。人物をモチーフにしたハイパーリアリズム彫刻を制作するアーティスト... もの凄くリアルな彫刻を制作するアーティストを紹介したいと思います。かなり人間に近い、まるで人間かのような彫刻のことを「ハイパーリアリズム彫刻」といい、世界各国でこのような作品を制作するアーティストがいます。シリコン、レジン樹脂、ファイバーグラスなどを駆使して人肌に近い表情を作り出しています。 ...


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

検索語を上に入力し、 Enter キーを押して検索します。キャンセルするには ESC を押してください。

トップに戻る