光溢れる黄色い絨毯。花粉を使った生命観溢れる芸術作品


ドイツ人美術家Wolfgang Laib(ヴォルフガング・ライプ)の作品をご紹介します。

日本では2003年に豊田市美術館、東京国立近代美術館、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で大規模な展覧会が開かれました。こちらは彼の作品の中で最も有名な採取した花粉を使ったインスタレーション作品です。

床の四角の黄色は花粉を散りばめて作られています。18歳から医学を学んでいたそうですが、医学では人間の生や死、精神の問題を解決出来ないとして、24歳から医学ではなく芸術に身を転じました。

1977年27歳頃からこれらの花粉による作品を発表しています。花粉症の私には鼻がムズムズしてちょっと抵抗感がありますが、画像で見るだけでも自然の持つ色彩のパワーに圧倒されてしまいますね。






Wolfgang Laib(ヴォルフガング・ライプ)が制作している際の画像です。これらの花粉は松、タンポポ、ハシバミ、キンポウゲなど、自宅の近くで採取した花粉を使い、何度もふるいにかけてこし、粒子を細かくしながら床に撒いています。

採取している様子です。

こちらの動画で採取している様子や制作過程を見ることができますよ。









 
 
 

2013年11月15日に投稿された記事を再編集しています。

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