描くことを諦めない執念に感服。ALS(筋萎縮性側索硬化症)を患ったアーティストが目だけで描いた作品


米テキサス州オースティンに住むアーティストFrancis Tsai(フランシス・ツァイ、蔡逸男)は2010年にALS(筋萎縮性側索硬化症)を患います。詳しくは以下。

ALSとは身体を動かすための神経系(運動ニューロン)が変性する病気です。変性というのは、神経細胞あるいは神経細胞から出て来る神経線維が徐々に壊れていってしまう状態をいい、そうすると神経の命令が伝わらなくなって筋肉がだんだん縮み、力がなくなります。しかもALSは進行性の病気で、今のところ原因が分かっていないため、有効な治療法がほとんどない予後不良の疾患と考えられています。

日本ALS協会

著名人だとスティーヴン・ホーキング博士もALSを発症しており「不治の病」とされています。
最初は足の親指だけは動き、iPhoneにペイントしていますが、徐々に脚も動かなくなりました。しかし、友人の助けを借り視線を介すアイトラッキング技術でPhotoshopなどのツールを使えるようにカスタマイズし、目で描くことが出来るようになりました。

それまでははキャラクターデザイン、コンセプトアートなどザック·スナイダー監督の映画「エンジェル ウォーズ(サッカーパンチ)」のコンセプトデザインも手掛けています。






こちらはALS発症前の作品です。

以下からアイトラッキング技術を制作して作成されたアートワーク









Francis Tsai
statesman.com
Drawing with my eyes.
kotaku

99%ありがとう ALSにも奪えないもの (一般書)
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