【超絶技巧】江戸後期から明治にかけて活躍した象牙彫刻家・島村俊明


こちらは島村俊明(1855・安政2年-1896・明治29年)(しまむらしゅんめい)の象牙彫刻作品です。上の作品は高さが約33㎝。豊かな表情とポーズの柔軟さ、細密に刻まれた衣服の文様など技術の高さが伺えます。

歴史上の人物をモチーフにした作品が多く、明治時代の象牙彫刻全盛期の一翼を担いました。

日本の象牙彫刻には3回のブームがあり、2回目のブームの時期に当たるが、この時期、出来栄えを次ぎにし商売に力を入れた「谷中派」と、高い技術で高尚なものを制作した「先生派」の二派があり、旭玉山・石川光明・島村俊明などは、後者に属した。

Tokyo treasure at £25,000
島村俊明(しまむらしゅんめい) 






こちらが全体像、正面から

実に繊細な作業が施されています。

東京国立博物館に所蔵されている代表作「藤原鎌足像」(1893・明治26年)

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2014年4月29日に投稿された記事を再編集しています。

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