【超絶技巧】江戸後期から明治にかけて活躍した象牙彫刻家・島村俊明

こちらは島村俊明(1855・安政2年-1896・明治29年)(しまむらしゅんめい)の象牙彫刻作品です。上の作品は高さが約33㎝。豊かな表情とポーズの柔軟さ、細密に刻まれた衣服の文様など技術の高さが伺えます。

歴史上の人物をモチーフにした作品が多く、明治時代の象牙彫刻全盛期の一翼を担いました。

日本の象牙彫刻には3回のブームがあり、2回目のブームの時期に当たるが、この時期、出来栄えを次ぎにし商売に力を入れた「谷中派」と、高い技術で高尚なものを制作した「先生派」の二派があり、旭玉山・石川光明・島村俊明などは、後者に属した。

Tokyo treasure at £25,000
島村俊明(しまむらしゅんめい) 






こちらが全体像、正面から

実に繊細な作業が施されています。

東京国立博物館に所蔵されている代表作「藤原鎌足像」(1893・明治26年)

すべての画像を見る






 
 
 

2014年4月29日に投稿された記事を再編集しています。

この記事に興味のある方はこちらもオススメです

【最新作】芸術家Ronit barangaのフェティッシュで官能的な陶芸作品... 以前ご紹介したイスラエルの芸術家Ronit barangaの陶芸作品に新作が追加されました。やはり面白いですね。手にリアルな表現が加えられていますね。 相変わらず食器から覗く口や唇、歯などはかなり不気味ですね。しかし、どこか陽気な雰囲気も感じなくもないです。食器の他にモチーフが増えたことや手が...
NIKEスニーカー×甲冑。戦国時代と現代のファッションが見事に融合した立体作品... こちらはスタイリスト三田真一、ステインアーティストの土屋秋恆、ファッションデザイナーのスズキタカユキによるユニットTENKIの作品です。ディレクションは三田真一が手がけています。こちらの作品は甲冑をイメージして作られました。 使われたのはNIKEのスニーカーであるAIR FORCE1で、これら...
柔らかい骨。かぎ針編みで表現された小動物の骨格... 「かぎ針編み」とはかぎ針と呼ばれる道具を用いる編み物で、帽子などの小物類、バッグなどを編むことができる手法の1つです。 Caitlin T. McCormack昆虫やカエル、タツノオトシゴ、架空の生き物など、小動物の骨格をかぎ針編みで表現しています。糸の集積から生まれるフォルム感や筋肉の繊維、...
飛び出した肉片を連想させる。動物の剥製を使ったグロテスクなアート作品... トロント在住のアーティストRebecca Fin Simonettiの立体作品です。 奇形やキメラを思わせる剥製の他にポリマークレイ(樹脂粘土)や革などが素材として使われています。剥製の足下や体に付いているものは肉片や生皮を連想させますね。問題を投げかけるような意図や社会的なテーマ、抗議などは...
知られざる木版画絵師。クリムトも魅了した小原古邨(おはらこそん)の描いた花鳥獣図... 「小原古邨」展が2019年2月1日(金)~3月24日(日)の期間に太田記念美術館で開催されます。 こちらは明治時代から昭和時代にかけて活躍したの浮世絵師・木版画家の小原古邨(おはらこそん)の木版画作品です。 小原古邨は、明治10年2月9日現在の石川県金沢市に生まれています。本名は小原又雄...
これは痺れる。スチームパンクな金魚の立体作品「Goldfish 金魚」... 松岡ミチヒロさんはスチームパンクな立体作品を制作するアーティストとしてとても有名なアーティストです。 その中でも金魚をスチームパンク的に表現した作品がとてもキュートでカッコいい!!!「金魚」と「スチームパンク」を組み合わせるなんてセンスが良過ぎる。問い合わせとなりますが、この作品は販売もされて...
     

SNSで更新情報を配信中!!