【超絶技巧】装飾陶技の極み!!世界を驚愕させた初代・宮川香山の陶芸作品


高浮彫、真葛焼(まくずやき)の創始者である初代・宮川香山(Miyagawa Kouzan)(1842-1916)の作品をご紹介します。エミール・ガレやロイヤルコペンハーゲン、マイセンにも強い影響を与えたとされる天才的な才能を持った陶芸家です。

ダイナミックでありながら精密で本物のようなリアルな細工を施した実に素晴らしい焼き物です。上の作品は「高取釉渡蟹水盤」という作品を拡大した画像です。生命観溢れる目や口、生き物の持つ力が宿っていることがよくわかります。

横浜駅から徒歩数分の所に宮川香山作品が所蔵されている「宮川香山 眞葛ミュージアム」がありますのでご興味のある方は行ってみて下さい。

香山は「高浮彫(たかうきぼり)」と呼ばれる新しい技法を生み出す。これは金で表面を盛り上げる薩摩焼の技法を、金のかわりに精密な彫刻を掘り込むことで表現したもので、薩摩焼の技法に変わる新しい表現方法を確立した。






高取釉渡蟹水盤

蟹の背後から

拡大

磁製蟹細工花瓶

磁製蟹細工花瓶

琅玕釉蟹付花瓶(遺作)

琅玕釉蟹付花瓶






葡萄鼠細工花瓶

葡萄鼠細工花瓶

葡萄鼠細工花瓶

高浮彫牡丹二眠猫覚醒蓋付水差

高浮彫牡丹二眠猫覚醒蓋付水差

高浮彫牡丹二眠猫覚醒蓋付水差

鷹ガ巣細工花瓶

鷹ガ巣細工花瓶

鷹ガ巣細工花瓶

参考元
叢文社
東京国立博物館 陶磁器(2010年9月)その4
JFK ~藤井香雲堂ジャーナル~tougei






世界に愛されたやきもの―MAKUZU WARE眞葛焼 初代宮川香山作品集
世界に愛されたやきもの―MAKUZU WARE眞葛焼 初代宮川香山作品集

 
 
 

2014年9月3日に投稿された記事を再編集しています。

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