【アウトサイダーアート】サヴァン症候群の芸術家ジョナサン・ラーマンが木炭で描いた肖像画

1987年アメリカ、ニューヨークのクイーンズ生まれのサヴァン症候群のアウトサイダーアーティストJonathan Lerman(ジョナサン・ラーマン)が木炭で描いた肖像画をご紹介します。

サヴァン症候群とは、知的障害や発達障害などのある者のうち、ごく特定の分野に限って優れた能力を発揮する者の症状のことで、一度しか読んでいない本の内容を全て覚えていたり、耳にした音楽を再現できたりなど突出した才能を持った方々です。
俳優ダスティン・ホフマンとトム・クルーズが出演した映画「レインマン」で、ダスティン・ホフマンがサヴァン症候群の登場人物を演じています。この映画ではサヴァン症候群に関する専門家の監修のもとで制作され、忠実に描写されています。映画をご存知の方も多いのではないでしょうか。

Jonathan Lermanは、12歳でニューヨークのKSアート ギャラリーで個展を開催するなど早くからその才能は周囲に認められています。描き殴ったかのような荒々しさはあるものの少ない線で人物の特徴を掴んでいるのがよくわかります。

2002年には「The Drawings of a Boy with Autism」という画集が出版されていますのでご興味のある方は是非。
















Jonathan Lerman: Drawings by an Artist With Autism
Jonathan Lerman, Lyle Rexer
George Braziller
定価 ¥2,752
(2018年7月26日5時47分時点の価格)

この記事に興味のある方はこちらもオススメです

【アール・ブリュット】チェコのアウトサイダーアーティストLubos Plnyが描く解剖図的抽象絵画... 「アール・ブリュット」とは生の芸術、アウトサイダー・アート(特に芸術の伝統的な訓練を受けておらず、名声を目指すでもなく、既成の芸術の流派や傾向・モードに一切とらわれることなく自然に表現した作品のこと wiki)のことです。 Lubos Plny(ルボシュ・プル二ー)(1932-2003)さんは...
不気味でゾッとする。「死」を描いたポーランドの画家ベクシンスキーの独自世界... 不気味さと特有の世界観などからネットでは「見たら死ぬ」、「見ただけで呪われる」などと言われることがあるポーランド南東のサノク出身ズジスワフ・ベクシンスキー(Zdzisław Beksiński)(1929-2005)は、主に「死」をテーマとした絵画作品を多く残しています。 曽祖父は1863年に...
【薬物】LSDを摂取した女性が描いた自画像... 注意 薬物の使用、所持等は法律により厳しく禁止されています。当記事は助長を目的としたものではなく、危険性を訴えた記事です。 The use and possession of drugs is strictly prohibited by law. This article is not ...
【薬物】芸術家が実験台に。LSDを投与しながら描いた絵の結果が興味深い... 注意 薬物の使用、所持等は法律により厳しく禁止されています。当記事は助長を目的としたものではなく、危険性を訴えた記事です。 The use and possession of drugs is strictly prohibited by law. This article is not ...
【絵を描く】驚くべき進歩。上達の過程を年齢別に比較した画像に愕然... 絵の上達ぶりを年齢で追った画像を紹介。まさに見張る上達ぶり。それぞれで上達の過程や段階などはもちろん違いますが、好きで描き、惜しみない努力と苦労があったことは結果を見ればわかりますね。 結果と過程を見るとその年代でどんな作品が好きになって、どんな作品に影響されたのかがわかります。ただ上手になる...
「デューラーの再来」と言われた天才線描家ホルスト・ヤンセンの驚異のデッサン力... Horst Jansen(ホルスト・ヤンセン)(1929–1995)の作品をご紹介します。日本でも過去に何度か展覧会が開催されご存知の方も多いはずです。 1929年にドイツのハンブルグで生まれた時に、ホルスト・ヤンセンには、すでに父親がおらず、オルデンブルク出身の洋裁職人の母マーサ・ヤンセンと...
     

SNSで更新情報を配信中!!