旅先で統合失調症を発症した芸術家ラリー・グリーンアイの奇妙なドローイング作品

こちらはアメリカ、ロサンジェルス生まれのアウトサイダーアーティストLarry GreenEye(ラリー・グリーンアイ)(1943-)のドローイング作品です。
元々、芸術家でもあったLarry GreenEyeは20代後半に妻と産まれたばかりの息子を連れ中東を経由しインドとネパールに向かいました。

その帰りに統合失調症を発症します。統合失調症とは、思考、知覚、感情、言語、自己の感覚、および行動における他者との歪みによって特徴付けられる症状を持つ精神障害の一つです。ご存知の方も多いと思います。
発症後、家族とは別離し、兄弟の管理のもとロサンジェルスで療養生活を送りました。

統合失調症になってから、息子のダジャー・ワンチュク・メストンとは会うことはありませんでしたが、25年ぶりに再開し、息子のダジャー・ワンチュク・メストンは創作活動を再開することを勧め、画材を送ったそうです。そして、再び1996年頃から創作活動を始めます。

ここで紹介する作品群は2000年代、50歳を過ぎてからの作品です。紙にペンと水彩で描かれておりシンプルではありますが独特の世界観に圧倒されます。作品は、男性と女性の関係性と人間精神の複雑さをテーマにしています。











Berenberg Gallery






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