【深淵な美の世界】ガラスに金箔を閉じ込める唯一無二の手法。截金(きりかね)作家・山本茜の作品


こちらは截金(きりかね)作家・山本茜のガラス作品です。日曜美術館で紹介されておりました。

截金(きりかね)とは金箔を細く線状に切って、貼りながら文様を描いていく日本の伝統技法(詳しくはこちら)のことで山本はその截金の技法をガラスに応用し唯一無二の作品を制作しています。

以下は制作風景です。薄さ1mmも満たないカットされた金箔を2つの筆でガラスに接着しています。

中学時代から国宝である源氏物語絵巻に魅了され、そこに見る「深淵な美の世界」をガラスの中に作ること目標にしています。画像ではちょっとわかりにくいかもしれませんが、ガラスの中の模様に金箔が使われています。

截金ガラスの制作工程は無数にあり、完成までに長い時間がかかります。それは古い時代の絵師たちと同じ「美のための無数の選択肢」の積み重ねです。技術的、時間的、物理的に苦しい選択も多いのですが、私が美しいと思い模写してきた作品には、細部に至るまで、妥協の痕跡はひとつとしてありませんでした。模写を通じて「作品はこのようにして作るもの」ということを、体に染み込ませてきたと思います。

「神は細部に宿る」———そのために、私もまた妥協なく、隅々まで隙のない、品位品格ある作品を作りたいと思っています。

見る角度によって様々に変化する作品です。本物を見てみたいですね。オフィシャルサイトに今後の展覧会の予定がUPされていますので是非!

截金ガラス作家 山本茜オフィシャルサイト






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2014年9月21日に投稿された記事を再編集しています。

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