解剖学的透視図。人体の内部を可視化するBryan Christie Designの仕事


ニューヨークを拠点に活動するBryan Christie Designの仕事をご紹介します。
Bryan Christie Designは主に人体解剖学や生物学、医療の解説などをする画像、アニメーションを制作しています。それらに加えテキストを書く補助的な研究も行っています。あくまで資料としての画像ではありすがビジュアライズされたクールな画がカッコいいですね。

人体を線描にするだけで、こんなにもスタイリッシュな表現になるとは思いもよらず、内側まで可視化することで人体の内部構造を明確に分かりやすく伝えています。
また今回ご紹介した多くの作品では背景を黒くしてアウトラインを白く描画していることから、線そのものが光って見えて視覚的に美しいですね。

人が走っていたりポージングしていたりする時の内部の構造を可視化するのはなかなか斬新なアイデアで、デザインとしても解剖学の研究にも参考になります。

細部まで緻密に表現されているのも、まるで陰影が反転された“レントゲン写真”を眺めているようです。そしてあばら骨の重なりはシンメトリックな美しさを感じますね。

Bryan Christie DesignはBryan Christie(イラストレーター)、Joe Lertola(グラフィックディレクター)、MaryAnna Domingue(アーティスト)、の3人が携わっていますが、人間1人を可視化しただけで、分かる・伝わる・感じることがこんなにも多いということが勉強になるのと、デザイナーや表現者という印象よりも、作者が「研究者」である印象が強いです。

今後、この作品群が一体どのように発表されていくのか大変興味深い研究でもあり、美術大学の講義の「美術解剖学」の講義を彷彿としました。
















 
 
 

2015年1月23日に投稿された記事を再編集しています。

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