トイレットペーパーの芯を折り曲げて作ったアート作品

こちらは、フランスのアーティストFritz Junior Jacquetの作品です。なんとも言えない表情をした数々の顔、顔、顔。これらすべて、トイレットペーパーの芯を折って作られたものなんです!

現在も精力的に紙を使った多様なアートワークを発表し、世界を驚かし続けているJacquet。「紙の魔術師」といった表現がぴったりの彼が紙に魅せられたのは、15歳の時、パリの図書館でおりがみとの出会いでした。一枚の紙を、切ったり貼ったりせずに折るだけで、こんなにも繊細な造形を生み出すなんて!とJacquet少年は感動し、それ以来、様々な紙と手法を使い研究を重ね、紙による表現領域を広げていきました。おりがみの技術はすでに匠の域まで達していると言われており、なんと、日本折紙協会の会員でもあるそう。 

この「顔」シリーズは、手折りでトイレットペーパーの芯をパーツごとに組み立て、シェラックという天然樹脂の塗料でコーティングされています。亜熱帯地域に生息する虫からとれる塗料にコーティングされ生まれ変わった紙たちは、まるでどこかの民族に古くから伝わるお面のように、私たちに静かに語りかけ、彼らの語る物語の中へと、想像の翼を羽ばたかせ、誘ってくれます。











Fritz Junior Jacquet






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