「美人過ぎる銅版画家」で有名な小松美羽の作品世界

今回は、テレビなどの各メディアで「美人すぎる」と評判の銅版画家、小松美羽さんの作品をご紹介します。ソニーの携帯、エクスペディアのCMで、その姿をご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

長野県の山間で育った小松さんは、幼少期から、森に宿る精霊やもののけの存在を身近に感じてきたそうで、今でも作品作りの根底には、そういった見えない神々との関わり合いが色濃く影響していると、語っています。
女子美術大学短期大学部にて銅版画を学び、その独特な作風は在学中より各方面から高い評価を受けていました。2014年、出雲大社に「新・風土記」を奉納、2015年には、有田焼に絵付けをした狛犬が、イギリス大英博物館日本館に永久展示されることが決まるなど、国内外でその評価は高まり続けています。

近年では、銅版画以外にも、アクリル画や焼き物などへと制作の場を広げ、ライブペインティングイベントを行うなど、精力的に作品を生み出し続けている「現代アーティスト」の小松さん。
彼女の作品は、力強い線で描かれた神獣や神々が、生と死の世界で鮮やかに躍動しており、そのモチーフと世界観に、見た人は畏敬にも似た感覚が沸き上がってくるのを感じるのではないでしょうか。

彼女にとって絵を描くことは「祈り」であると本人が語るように、作品のひとつひとつに神々が下りてきているという表現が、彼女の作品を形容するのに当てはまるような気がしてなりません。ある意味、シャーマニックな彼女のさらなる進化を、世界中が楽しみにしています。 






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