まるで異次元。空間の歪みを感じる斬新な階段

今回はアメリカのデザイン集団、Atmos Studioの手がけた作品、「Sensualscaping Stairs」をご紹介します。Atmos Studioは、2006年にAlex Hawによりスタートしました。設立から12年(2018年時点)ほどの、比較的短いキャリアの中でも様々なデザイナーたちとコラボレーションし、世界各国で建築デザイン、住宅デザイン、インスタレーションなどを行い、その一目でわかるオーガニックなデザインにより、今やひっぱりだこの存在となっています。

こちらの「Sensualscaping Stairs」は、とある住宅プロジェクトの一環で、実際に住人がいる家をデザインしたものになります。玄関に入って、こんな階段に迎えられると驚きますよね。

3Dデザインソフトでち密に計算され、パーツごとにカットされたオークにつなぎ目はなくひとつづきのため、よりオークの木目が流動的なデザインラインを際立たせています。おとぎ話にでてくるような妖精の住む家みたいですが、ゆるやかに空間を走る流線の一つ一つには本当に妖精が住んでいるようであり、そして同時に流線の集合体として全体を見ると、まるで大きなもののけを家の中に飼ってしまったようでもある、という、なんとも不思議な生命の塊のような階段です。

きっとこの家に住む人は、家に帰ってくると上下左右の感覚のない、宇宙に放り込まれたような感覚になるんじゃないかと思ってしまいますが、それはそれで、リラックスモードになれるかもしれませんね。
 
















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