アートな黒板。台湾の中学教師が描く解剖学図に見るデッサン力

以下の画像は、台湾で中学高校をしているChuan-Bin Chung(チュアン・ビン・チョン)先生の授業の光景ですが、黒板に描かれている解剖図がなんとも素晴らしいです。

Chuan-Bin Chung(チュアン・ビン・チョン)先生は黒板や、ホワイトボードに人体の骨格や筋肉を解剖した図解を描いており、デッサン力に裏打ちされたチョークやマーカの使い方がとても巧いです。描く際は、横に手本となる元の図解が貼り付けてありますが、それを口頭で説明しながら描いているようです。

プロポーションや各パーツ、角度、構造がとてもわかりやすく描かれていることがわまります。下手な図解よりも分かりやすい図解の方が断然に良いことでしょう。わかりやすく説明するために描いているとも思えますが、先生自体が描くことで理解を深めているように思えますね。

授業を受ける生徒たちが羨ましい限りですね。授業が終わった際に、この黒板やホワイトボードを消すのが勿体無いですね。












ネッター解剖学図譜―学生版

 
 
 

2016年6月6日に投稿された記事を再編集しています。

この記事に興味のある方はこちらもオススメです

【遠近法】ワイヤーを用い2点透視図法で描く方法... ワイヤーを平行に固定し、そのワイヤーを引っ張るように針金でつまみ上げた線に沿って描くことで、遠近法、消失点が2つ存在する2点透視図法で建物を描いています。 二点透視方法とは? 動画でデモンストレーションされており、その描いている様子を見ることができます。ワイヤーにそって描くのでか...
生々しく残る傷跡。戦争で顔面を負傷した傷痍軍人たちのポートレイト... 外科医でもあった英国の画家Henry Tonks(ヘンリー・トンクス)(1861-1937)は第一次世界大戦で顔面を大幅に損傷した傷痍軍人たちのポートレイトを描き続けた画家です。 パステルという顔を描き込むにはには、多少不向きな描画材料ではありますが、顔の肉感や傷の生々しさが克明に描かれていま...
濃密な模様。黒インクとペンで描かれた美しく精密な図形ドローイング... ラトビアを拠点に活躍するアーティストAlex Konahin(アレックス コナヒン)の作品をご紹介します。細かく美しいディティールにはビックリです。超細密で立体的に描かれた高密度の模様に圧倒されてしまいますね。 これらの模様の作品の他に蝶や蜂などの昆虫や犬と猫など動物をモチーフにした作品も制作...
旅先で統合失調症を発症した芸術家ラリー・グリーンアイの奇妙なドローイング作品... こちらはアメリカ、ロサンジェルス生まれのアウトサイダーアーティストLarry GreenEye(ラリー・グリーンアイ)(1943-)のドローイング作品です。 元々、芸術家でもあったLarry GreenEyeは20代後半に妻と産まれたばかりの息子を連れ中東を経由しインドとネパールに向かいました。 ...
ダリにピカソ、クリムトなど。巨匠芸術家が親しい人に手描きで書いた手紙... 巨匠芸術家が書いた手紙をご紹介します。とても珍しいものばかりです。 今では手紙を書く機会がめっきり減りましたね。用事があれば電話やEメールなどで済ませてしまうことが多くなりました。昔の人々は今に比べたら手紙を書くことは多かったでしょう。 ここで紹介する手紙は言葉だけでなくアイデアスケッチ...
伊藤潤二やベクシンスキーに影響を受けたMiles Johnstonの悪夢的な鉛筆画... Miles Johnstonnは鉛筆で悪夢のような世界を描き出します。作風はAlphonse Mucha(アルフォンス・ミュシャ)やZdzisław Beksiński(ズジスワフ・ベクシンスキー)、Ernst Fuchs(エルンスト・フックス)、日本では漫画家の伊藤潤二、イラストレーターの山本タカ...
     

SNSで更新情報を配信中!!