ファンタジックで不思議!?自分を小人化した遊び心溢れる写真作品


こちらはカナダ出身のフォトグラファーJoel Robison(ジョエル・ロビンソン)の作品です。小さな小人の世界を切り取ったかのような、ファンタジーな作品ですよね。

現在はイギリスを拠点に活動しているRobisonは、コカ・コーラやYahoo, Adobe, FIFAなどの大企業の広告写真を担当するなど、その独自の世界観には世界中のファンが惹きつけられています。

彼の作品はどれも、物事のサイズや要素といった既成概念を覆しながらも、現実世界と妄想がリンクし合った遊び心に満ち溢れています。彼自身、写真は自己表現の一種で、自分がどんな人間か、どんなものに心躍り、元気をもらうのかということを表現することを大切にしていると語っていますが、難しいことを言わず、ただただ純粋に「面白い」世界観を生み出し、「みんな、面白いでしょ!?シェアしようよ!」と子供のように駆け寄ってくる貴重なアーティストなのです。

Robisonの写真の面白いところは、その世界観が「ただ子供っぽい」だけではないところ。
愛読書は『不思議の国のアリス』と言う彼ならではの、シュールでコンセプチュアルな構成が、大人の心の中に残る「遊び心」をくすぐるのでしょう。そこにはただのおとぎ話ではない、凛としたリアリズムが構築した物語が存在しているのです。











Joel Robison Photography






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