大迫力。壁を突き破って飛び出すドラゴン「Cement Dragon」

上海のアーティストYang Yongliangの「Cement Dragon」は約3ヶ月かけて制作された500×450×350センチメートルの大きさのドラゴンのインスタレーション作品です。

中国でドラゴンは「平和」、「繁栄」、「権力」の象徴で、この作品はそのドラゴンの象徴を普通ではない方法で見る人に提示する意図がありました。素材はセメントの他に、繊維強化プラスチック、亜麻、ワックスなどが使われています。

中国は過去30年間で世界中のセメントと鉄鋼の約40%を消費しており、経済が急速に発達するその結果として、エネルギー消費や大気汚染、文化破壊など深刻な問題を抱えています。素材をセメントに選んだ理由はそうした背景があるからだそうです。

レンガからドラゴンの形をしたセメントの塊が出てくる様子はとても象徴的で、メッセージ性の強い作品だということ感じさせます。

杨泳梁-Yang Yongliang






20130117093226
©Yang Yongliang

20130117092943
©Yang Yongliang






20130117092912
©Yang Yongliang

20130117093037
©Yang Yongliang






この記事に興味のある方はこちらもオススメです

手が届きそう・・・本物のような月「Museum of the Moon」... イギリスのアーティストLuke jerram(ルーク·ジェラム)のインスタレーション作品「Museum of the Moon」は月をモチーフにした立体作品で、NASAの提供する画像を元にまるで本物のような月を制作しています。 HIVにマラリア、インフルエンザ。病原菌やウィルスをガラスで再現し...
大人も遊べるボールプールが楽しそう!!アメリカ国立建築博物館に設置されたインスタレーション作品「Th... ショッピングモールなどにある親子連れが遊ぶボールプールを見て、「私も遊びたい・・・」なんて羨んだことはないでしょうか。 Snarkitectureがアメリカ国立建築博物館(National Building Museum)に展示したインスタレーション作品「The Beach」は、子供はもちろんのこ...
不要となったプラスチック製品から作られる幻想的な立体作品... こちらはカナダ出身のマルチメディア·アーティストAurora Robson(オーロラ・ロブソン)が制作した立体作品、インスタレーション作品です。 これらの作品は捨てられたゴミ同然のプラスティックが素材に使われています。海岸に漂流して流れ着いたペットボトルやゴミの集積場を訪れ素材収集をしています...
小人のような土偶を何万個と敷き詰めたインスタレーション作品「Field」... こちらはアーティストAntony Gormley(アントニー ゴームリー)の「Field」というインスタレーション作品です。 1989年にロンドンのスタジオで制作した150体からどんどん増えていき、なんとこれらの作品に使われた粘土の総重量は125トン。アメリカやカナダ、スウェーデン、日本でも制作し...
悪魔か天使か。イギリスの教会に見世物のように吊るされた有翼人「Morning Star」... イギリスの現代アーティストPaul Fryerのインスタレーション作品(空間芸術)「Morning Star」はイギリスの首都ロンドンにあるメリルボーン聖教会で2008年に発表されました。 胴体や腕、脚に巻きついた人工的なワイヤー、身動きが取れなくなったのは悪魔か、天使なのか、神に反逆した堕天...
古着で肉塊を表現し、屠殺場や肉屋を再現したインスタレーション作品... ニューヨークに拠点を置くアーティストTamara Kostianovsky(タマラ・コスティアノフスキー)は古着を使って、肉の塊を表現しています。 展示された会場の吊るされている肉の塊は、屠殺場や肉屋を再現しており、古着とは思えないほどリアルに制作されています。 Tamara Kos...
     

SNSで更新情報を配信中!!