【必見の展覧会】クリムトは47作品、シーレは22作品、総数約400作品がズラリ

「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」が国立新美術館で2019年4月24日(火)~8月5日(月)で開催されます。立新美術館での会期終了後には、国立国際美術館で2019年8月27日(火)~12月8日(日)で巡回します。

この展覧会は、ヨーロッパ有数の博物館として知られ、100万点におよぶ所蔵品でウィーンの歴史や文化を今に伝えるウィーン・ミュージアムの改修工事に伴って、所蔵する作品が日本に来日し開催されます。

展覧会タイトルにあるように、グスタフ・クリムトやエゴン・シーレ、他にはオスカー・ココシュカなどの名作が一堂に展示されます。クリムトは47点、シーレは22点、ココシュカ17点(国立国際美術館はクリムト18点、シーレ11点、ココシュカ8点)が展示され、中でもグスタフ・クリムトの「エミーリエ・フレーゲの肖像」、「パラス・アテナ」、エゴン・シーレの「自画像」は注目作と言えます。

19世紀末から20世紀初頭にかけて、ウィーンでは、絵画や建築、デザインなど、それぞれの領域を超えて新しい芸術を求めた、ウィーン独自の装飾的で煌びやかな文化が開花しました。今日では「世紀末芸術」と呼ばれるこの時代に、画家グスタフ・クリムト(1862-1918)やエゴン・シーレ(1890-1918)、建築家オットー・ヴァーグナー(1841-1918)、アドルフ・ロース(1870-1933)など各界を代表する芸術家たちが登場し、ウィーンの文化は黄金時代を迎えます。本展は、ウィーンの世紀末文化を「近代化(モダニズム)への過程」という視点から紐解く新しい試みの展覧会です。18世紀の女帝マリア・テレジアの時代の啓蒙思想がビーダーマイアー時代に発展し、ウィーンのモダニズム文化の萌芽となって19世紀末の豪華絢爛な芸術運動へとつながっていった軌跡をたどる本展は、ウィーンの豊穣な文化を知る展覧会の決定版と言えます。






グスタフ・クリムト《パラス・アテナ》1898年 油彩/カンヴァスウィーン・ミュージアム蔵 ©Wien Museum / Foto Peter Kainz

グスタフ・クリムト≪エミーリエ・フレーゲの肖像≫ (部分)1902年 ©Wien Museum






エゴン・シーレ≪自画像≫(部分)1911年 ©Wien Museum

エゴン・シーレ《ひまわり》1909-10年 油彩/カンヴァスウィーン・ミュージアム蔵 ©Wien Museum / Foto Peter Kainz

マクシミリアン・クルツヴァイル 《黄色いドレスの女性(画家の妻)》 1899年 油彩/合板 ウィーン・ミュージアム蔵 ©Wien Museum / Foto Peter Kainz

ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道






グスタフ・クリムトの世界-女たちの黄金迷宮-
Posted with Amakuri at 2018.10.12
海野 弘
パイインターナショナル

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