「受胎告知」に発想を得た絵画「爆発するマリア」やガラス作品などの展示会を9~11月に銀座にて開催

2019年9月27日(金)から10月12日(土)まで、「狩野宏明展 -爆発するマリア-」を開催いたします。狩野宏明は筑波大学で博士号を取得後、文化庁の海外研修でフィレンツェに2年間滞在、現在は制作をしながら奈良教育大学の准教授として活躍している大変優秀な作家です。

本展では、15世紀イタリアの画家フランチェスコ・デル・コッサの「受胎告知」に発想を得て作品を制作しています。狩野は「受胎告知」を画集で眺めていた時、大天使ガブリエルの身振りが、何かのボタンを押しているように見えたといい、ガブリエルのその行為をきっかけに、画中に描かれた聖母マリアが大爆発を起こす、というヴィジョンの着想を得たようです。副題ともなっている《爆発するマリア》には、決して破壊や暴力といった爆発ではなく、想像的で生命力を持った爆発を意味しています。また、《ボタンを押すガブリエル》は「選択」と「賭け」の象徴とし、唯一の現実を生み出すと同時に、無数の可能世界を生み出す分岐点となるこの「選択」と「賭け」を肯定的に表現することができないか試みています。

「私は《ボタンを押すガブリエル》と《爆発するマリア》を主なモチーフとした本展の作品群において、様々な課題を抱えながらも日々の「選択」と「賭け」によって、無数の可能世界の中からこの唯一の現実世界を協働して作り上げている生命の躍動と連関を表すことを試みている」という狩野の大作を含む約15点の新作展です。
















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