オランダ人アーティストSandra de Groot(サンドラ・ド・グルート)による、テキスタイルの作品シリーズ「kNOTs」は大量結び目とロープを使って作られた作品で、まるで鎧のような威圧感と、現代的なファッションのエッセンスを感じさせる現代アート、彫刻作品です。
結ぶこと、編みこむことで装飾・模様が生まれる編み方の技法である「マクラメ」が採用され、オーガニックコットンを素材として使用しています。頭部に装着された作品は幾何学的な模様が紐によって作られて、その大きさと模様の集積よって生み出される存在感は圧倒的と言えます。
また、Sandra de Grootは、彼女のスタジオatelier CHAOS(アトリエカオス)でインターンアーティストやデザイナーの訓練を行なっています。この作品シリーズの他に、写真やペインティングなどのメディアでも活躍しています。
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Sandra de Groot(サンドラ・ド・グルート)による作品シリーズ「kNOTs」
人間が装着するように設計されていますが、装着してなくてもオブジェとして成り立っています。美しいですね。模様が集積し、重なり合っていることで生み出される有機的なフォルムには、異生物感も漂っています。